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曲金の家2 新築工事

静岡市内の住宅街にありながら、農地として利用されていた敷地の一角を分筆し、住宅を建てる計画。
敷地をどう区切るかというところから依頼され、敷地全体の将来的な変化も見越したプロジェクトである。

土地のオーナーはこの敷地にゆくゆく、例えば、こだわりのパン屋さんだったり、
渋い理髪店だったり、一味違った雑貨店だったりが点々と軒を連ねるようなエリアになることを希望している。
今回の敷地分筆は、その足がかりとなる。

 

一方、クライアントのご家族はというと、これという強い要望や条件がなく

(全くない訳ではないが、建物のあり方を決定的に左右するようなものはなく)

その多くを我々に委ねてくださった。

少ない要望の中に、さほど広い部屋は要らないというものあった。
慎ましい感じというか、無理のないものを求められているように感じた。
親戚である敷地のオーナーからは、可愛いらしい家を建ててあげてほしいと言われた。

シンプルでかわいい小屋が、
この敷地内に集まり、肩を寄せてくっついたような家を考えた。
小さい小屋が5つ集まっているため、小さいような、大きいような、
バラバラなような、一体のような、不思議な印象にしたいと思った。

内部空間は、戸の開け閉めによって

ダイナミックに繋がったり、小さく個室化したりする。

生活シーンに合わせて柔軟に変化することで、

クライアントやオーナーの要望に応えられるものにしたいと考えた。


常に、建物は「人」のようなものとして考えたいと思っている。

竣工という形で生まれてから、お施主さんとの生活の中で育ち、
時に傷つき、時にカタチを変えつつも、愛されて、永く幸せな一生になるといいなと考えている。


ここでは、五人兄弟のような家ができた。

背丈が違うけど、みんな似てて、礼儀正しい、という感じ。
ゆっくり仲良く成長してほしいと願っている。

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