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House in MAGARIKANE

曲金の家 改修工事

静岡市内 曲金(まがりかね)にある住宅の改修を依頼された。

かれこれ30年前に入江一央氏・入江京氏により設計されたこの家は、
当時の建築雑誌にも掲載されており、「〈内〉と〈外〉の間Ⅱ」という明確な意思のある住宅である。
そのコンセプトはそのままに、前からそうであったかのようなデザインを心掛けつつ、
現代の設備などが共存するように設計した。
リビングダイニングには、公と私の境界線ともいえる間仕切りがあったが、
現代においては、良い意味での公私混同が生活をより豊かにすると考え、
間仕切りを取り去り、多目的に利用できる4mの大きなテーブルを製作した。

改修前の家(1990年の「住宅特集」掲載内容)

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