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MIRROR

​姿見鏡

フィンランドバーチ合板は、断面が非常に美しい合板である。
この断面を生かしたプロダクトを作りたいと考えた。
ところが、フィンランドバーチ合板は一般的な合板の数倍のコストがかかる。
そこで、合板を無駄なく使える寸法を検討し、1枚の合板から3セットの姿見を制作できる設計をした。
18mm厚の4×8板(1200×2400)を用いている。
台座は18mmの合板が三枚積層されており、本体の脚を台座に差し込むことで、自立する。
本体を台座から取り外し、壁に立てかけて使うことも可能。
合板は意外と重いため、鏡を貼る面の内側を機械で削り取ることで軽量化を図っている。

 

本体:フィンランドバーチ合板
写真:内田 真之介

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